PCR検査を受けた背景
先日、中国で新型コロナウイルスのPCR検査を受けてきました。
といっても何か症状があったわけではなく、下記の理由で地区の政府から受診を指示されました。
- PCR検査の結果が無い
- 14日間の隔離証明書が無い
- スマホアプリで健康情報の提供や居場所の提供をしていない
1と2に関しては、私が中国に入国した2月中旬当時には特に義務はありませんでした。
その数日後から中国政府により義務付けられましたが...
入国した後は、住んでいる小区 (マンションの区画) の方針で14日間の引きこもり生活を余儀なくされましたが、証明書はありません。(そんなに厳しくなく買い物には行ける状態でした...)
3のスマホアプリを使用していれば、居場所は特定できるのでしょうが、外国人は使えなかったです。(今は使えるのかもしれませんが未確認...義務も無いので...)
ちなみに上の写真は2020年2月中旬に中国に入国した日の写真です。(左が羽田空港、右は香港→深セン行きのフェリーです)
極力空いている時間帯を狙って夜中に羽田空港に入り、朝一の搭乗率20%以下の飛行機で香港へ...
香港からはさらにガラガラの貸し切り状態のフェリーで深センに入りました。
深センのイミグレからは社有車で迎えに来てもらって、そのまま住居へ送ってもらいました。
この頃から中国では新型コロナウイルスの状況が落ち着いているとは聞いていましたが、実際に入国するときはドキドキでした...
この数日後に海外から中国に入国する際はPCR検査と14日間の隔離が義務付けられました。
会社に正確に調べてもらったら、特に私の状況 (2ヵ月以上前に入国) でPCR検査受診の義務はやはり無いようですが、会社側も外国人の登録上の説明で面倒だったようで、会社側の勧めもあり検査を受けに行く流れになりました。
PCR検査の受診と結果
会社から4~5km離れた病院で受診しました。(検体を採るだけです)
一ヵ月ほど前はもっと近くの病院でも受診できたようですが、だんだんと受診場所が減ってきているそうです。(もしくは週6日受診できたのが、週3日に減るなど)
写真は撮ってないですが、検体を採る場所は病院駐車場の一角、屋根だけのテントスペースで、受診者は私しかいませんでした... (病院の担当は受付と検体採取係りの2人で、完全防護服姿)
検体採取方法は、アイスのスプーンのような木製のヘラで舌を抑え、綿棒で喉奥を数秒擦って終わりです。(この作業は自分でやったらバラツキが大きそう...)
長居したくない場所ですが、受付から検体採取まで数分で終了でした。(検査結果は2日後にもらえる)
そして、PCR検査の結果ですが、結果の部分だけ抜き出すと下の写真になります。
新型冠状病毒が中国語の新型コロナウイルスのことです。(ちなみに中国でコロナウイルスといってもほとんど通じません。英語の発音とかそういう問題ではないです...)
そして阴性が陰性のことです。
陽性だったら一大事ですが、問題なくPCR検査は終了しました。
検査する側は苦労もあると思いますが、検査される側としては思ったよりあっけなかったです。(他の受診者と会わなくてよかった~)
以上、ご覧いただき、ありがとうございました。
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