現地採用エンジニアの中国ブログ

中国の華南地区(深圳周辺)で現地採用として働き始めたエンジニアです。中国で体験したことや趣味の話を中心に発信していきます!

【味に影響?】スチームで作ったフォームミルクに混入する水の量【なめらかさにも影響?】

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スチーマー付きのマキネッタであるベルマンCX-25を買って後悔したことは以前に少し書きました。(思ったよりもとても面倒くさい...)

 

もう手放すことはほぼ決めているわけですが、せっかく入手したのでブログの記事ネタぐらいにはしようと思います。(もしくはコレクションとして残すか?)

しかし、ベルマンCX-25はウェブ上で検索ボリュームが少ない割には紹介記事と販売サイトが多いため、普通にCX-25の紹介っぽい記事を書いても当ブログではそれらに太刀打ちできそうになく、人知れず埋もれたままになるはずです... (検索されずに...)

そもそもテーマも「ベルマンCX-25をおススメしない理由」なんてぐらいしか思い浮かばない...

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【機能しなかった組み合わせで記念撮影】左がベルマンCX-25で、右がカミラです。CX-25をスチーマーにしてラテをつくるつもりでしたが非常に面倒なので止めました計画中断... 他でフォームミルクは作れるのでもうベルマンの出番はないでしょう...

 

 

 

なので、ベルマンCX-25というよりは、これを使って自分の興味のあるちょっとした検証をテーマにすることにしました。

そのテーマというのは、直火式スチーマーともいえるベルマンCX-25の特徴も生かし、スチームでつくったフォームミルクに混入する水の量の検証です... (スチーム由来の水)

私はこの水がフォームミルクの味や粘度 (さらさら感やなめらかさ) にも影響があるのではないかと考えてます。

これはこれでマニアックなテーマですが、ウェブ検索しても答えが出てこなかったのでいつの日か誰かの参考になるかもしれません...

 

興味のある方は、どうぞご覧ください!

 

参考までに、下記はYouTubeにあるCX-25を使ったフォームミルクの作成動画の一つです。


#4【今日のラテどうでしょう】スターバックスVIAを使う理由

 

軽快でスマートな紹介動画が多い中、上の動画ではCX-25を使う際の苦労がある程度分かるかと思い、選定しました...

簡易的なコーヒーを使っているところも共感できます。(CX-25でエスプレッソを入れて、さらにフォームミルクの作成するのは想像しただけでも面倒で、私はトライしたこともありませんが...)

あと、スチーミング終了後、スチームのノズルの部分のミルクを直ぐに拭き取らないと熱でこびり付いて掃除がかなり面倒...

 

なおエスプレッソに関しては最初から高温抽出になってしまうCX-25を使う気が無かったので、一度、試しに淹れてみただけです... (同じ直火式であれば抽出温度が大雑把でも調整ができるカミラの味の方が好みなので)

 

コーヒー系のYouTuberの山下氏にもフォームミルクの質問してみました。 (山下氏は動画アップだけでなく、実際にラテアート教室なども主宰されている方です)

ラテアートはこの方の動画をメインに自習しています... (初心者のぶつかりそうな課題ごとの動画が多数あります)

 


【今年中にマスターせよ】フォームミルクを復習!

 

質問:上記のYouTube動画で下記のような質問をしたところ、

山下さんの技術とマシンでフォームミルクを作ったとき、どのくらいの量の水がミルクに加わっているのでしょうか?(スチーム由来の水分のことです) この水の量もフォームミルクの出来に関係あるのではないかと思いました。 変な質問ですみません...

 

解答:ありがたくも下記のような解答をもらいました。

水分量の調整はできないですからね。 マシンそれぞれの個体差ですので、どれくらいかはわかりかねます。 毎回かなりの差は出ているかと思います。 フォームミルクに水の量は味に影響はあります。 家庭用では少し薄くなりやすいです 業務用ではわずかですがスチームの水分量調整がほとんどのマシンで可能です。

 

というわけで、スチームを発生する装置によってフォームミルクに混入する水の量に違いがあり、味にも影響しそうです。

取り合えず、ベルマンCX-25の例だけでも検証してみようと思いました...

 

今回は実際にはミルクの代わりに水を使用して検証しました。(もはや掃除も面倒だし...)

ピッチャーには水を200g入れ、スチームで約65℃まで温めたときの時間の増加した水分量を記録しました。(ラテ用フォームミルクは通常この温度近辺で使用すると思います)

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スチームの作成条件としては下記の2条件です。

ベルマンCX-25に3分の1ほどの水を入れて、まずコンロの火に掛けます (バルブ開、4~5分で沸騰するぐらいの火の強さ)。その後、さらに、

 

【条件1】バルブを閉め、火を弱めて約1分30秒加熱

【条件2】バルブを閉め、火を弱めて約3分加熱

【条件3】バルブを閉め、火を弱めて約6分加熱 (安全弁は作動していません)

※条件1→条件3の順にスチームのパワーは強くなっていきます。条件1では200gの量では渦を作るのが難しいくらい弱いです。

 

なお、スチーム中は、スチームバルブ全開、コンロの火は付けたままです。

結果は下記の通りです。

 

【条件1】所要時間124秒、水分増加量12g (全体212g)

【条件2】所要時間55秒、水分増加量12g (全体212g)

【条件3】所要時間36秒、水分増加量11g (全体211g)

 

上記を見て分かる通り、水の増加量はスチームの強さによらず、12g程度でした。

元が200gなので約5%増加したことになりますが、予想したよりも多かったです。

これを元に電動ミルクフォーマーの方で、200gのミルクに10gの水をいれた処方でフォームミルクを作ってみましたが、味が薄くなった感じになりますが、ミルクはさらさら感が増します。(さらさら感はラテアートする際にはメリットです)

 

▼参考:なお使っている電動ミルクフォーマーはハンディタイプではありません。

 

下が私が普段使っているミルクフォーマーとそれで作ったフォームミルクを使用したラテです。(直火式のカミラとの組み合わせで作っています)
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ラテアートにこだわるのであれば、この辺の水の量に関しても気にする必要があるかもしれません。(特にフォームミルクのもったり感が気になる場合は...)

しかし、味的には水は追加は好ましくはなさそうです。(薄くなるのが私でもわかります...)

上記の半分、200gのミルクに5g程度の水であれば、それほど味的な変化は感じませんが、さらさら感の増し方も微妙です...

 

スチーム由来の水の量としては他のスチーマーと比較はできませんが、確実にフォームミルクの味やさらさら感に影響していることが確認できました。

一方、味的には電動ミルクフォーマーの方が水で薄まらないので良好に感じます。

ラテアートし易いか、し難いかという観点や、(スチーム) セットアップ後のフォームミルクの作成時間という観点では、もちろんスチーマーに分があります。

 

自分の状況から考えると、エスプレッソマシンを使っておらず、ラテアートを上手にはなりたいけども極めたいとまでは思っていません。(そこそこ楽しめればOK)

ベルマンCX-25のおかげで自分としては有意義な検証ができましたが、ベルマンCX-25そのものに関してはスチーマーとして、やはりそれほど必要性は感じられません... (自宅でコーヒーを楽しむ分には......キャンプ等で数人分のコーヒーやラテを作りたい人には合うかもしれませんが…)

 

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正直、ベルマンに関しては買わずにモヤモヤするより、買って後悔した方がスッキリしてよかったかなという印象です。

メルカリとかを見ても、多くのベルマンCX-25が出てくるので、同じように使わなくなった人も多いのではないかと思います。

一昔前よりも中古品が売買しやすくなっていることもあり、ベルマンCX-25に興味がある人は積極的にチャレンジしてみてもいいかもしれません。

 

以上、ご覧頂き、ありがとうございました!

 

 

以降では本ブログのコーヒー関連の他の記事を紹介しています。よろしければどうぞ!

 

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あっさりが特徴と言われる雲南コーヒーですが、カミラで抽出すると濃厚で飲みやすいコーヒーが淹れられます。雲南コーヒーとカミラの組み合わせは非常に良好です!とはいってもハンドドリップでも美味しく飲めています!