エンジニアの中国ブログ

中国の広東省在住、現地企業勤務のエンジニアです。中国生活で体験したことや趣味の話を中心に発信していきます!

【ラテアート前提】コツが不要なミルクフォーマーとフォームミルクの作り方【初心者でも挑戦可能】

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最近、中国政府の方針に基づき、引きこもり生活を送っていました。

思いがけず時間もできたので、今まで気になっていたラテアートに手を出してみました。(エッチングではなく、フリーポアと呼ばれるフォームミルク (フォームドミルク) を注ぐだけでハートやリーフを描く方)

といっても完全に素人なので、今回はラテアートの基本となるフォームミルクの作り方を、まずはよく検討してみました。(エスプレッソマシンは持っていないので使いません。ハンディタイプのミルクフォーマーで苦労した方にも参考になるかもしれません...)

 

一応、引きこもり中に2週間ほどラテアートに挑戦し、その結果が下の写真です。(コーヒーはクレマの作れるマキネッタ "カミラ" でエスプレッソといきたいところでしたが、練習なので取り敢えずインスタントコーヒーを使用中…)

▼2020年3月8日現在

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絵の方は練習がまだあまりできていないですが、フォームミルクとしてはそれなりのものが得られるようになった感じがしています。

上の写真から、ミルクとコーヒー部分のコントラストの鮮明さや、ミルクのやや流れるようななめらかな感じがなんとなくわかりますか?(初めが酷くて、自分でそう見えているだけかもしれませんが…)

 

ちなみに上のラテに使った一杯分の材料は、インスタントコーヒー 3g、お湯 30g、牛乳 200gといったところです。

エスプレッソマシンを使わない自宅でのラテアートに興味のある方はどうぞご覧ください!

調べた限りでは他のサイトに載っていない本当にコツが不要なフォームミルクの作り方を紹介します。

 

 

今回は下記の3種類のミルクフォーマーでフォームミルク作りにトライしてみました。

ハンディタイプのミルクフォーマー:HARIOクリーマー

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入手経緯: 以前に日本から持って来ていた。たまにモコモコの泡を作ってコーヒーに浮かべるのに使用していました。(ラテアートはとても無理なぼったりとした泡)

ただし、中国に来てから後で挙げる別の電動式ミルクフォーマーを購入したので、こちらは既に使っていない状況。

YouTube動画でこの類のミルクフォーマーを使ってラテアートしているのをみて、自分でもやってみようと....

なお、HARIOのミルクフォーマーは強力なので、上の写真の右のように羽根の部分はコイル状の金属を外して使用しています。(それでも強力ですが...)

▼参考

ミルクフローサーでのフォームドミルク作り | ラテアート.com

 

スチーマー付きマキネッタ:ベルマンCX-25

Coffee Machines | BELLMAN (公式サイト)

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入手経緯: 最近、しばらく暇があるのを見越して日本で購入し、中国に持参。ちなみに中華圏である台湾製ですが、中国で買っても日本で買っても値段はさほど変わりません...

ベルマンCX-25はけっこうサイズも大きく、重いです...

フォームミルクを作るためのスチーマーの付いた直火式エスプレッソメーカー (マキネッタ) で、他で見たことが無い仕様のためかなり期待していましたが…

▼参考


【新コーナー】第一回!今日のラテどうでしょう

 

電動式ミルクフォーマー:Hero金剛ミルクフォーマー

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入手経緯: たまたまタオバオのオススメで目に入り、学生の頃に使っていたマグネチックスターラー (磁力で撹拌子を回す攪拌治具/下の写真参照) と原理が同じで懐かしくなって購入。

撹拌子は上の写真の右下の二種類でフォームミルクを作る際には右側のギザギザの羽根を使います。

メーカー推奨の牛乳の仕込み量は150~250mlで、容器の内側に目安の線が刻まれています。(容器の容量自体は800ml程度です)

 

▼参考:マグネチックスターラー (学生の時に実験に使っていました)

ja.wikipedia.org

この電動式ミルクフォーマーは温めと撹拌が同時にでき、しかも容器も水で丸洗いできて掃除もとても簡単と、コンセプト的にも気に入りました。

牛乳でカプチーノ用のモコモコの泡をつくるか、単に牛乳を温めるために使用していましたが、上の2つのミルクフォーマー (ハンディとベルマン) を検討してみて、なんだ、こっちでできるんじゃないのか?と考えるに至り、検討に加えました。(単純ですが、一工夫しました)

結果は大正解。

 

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次にハンディタイプのミルクフォーマーとスチーマーの自分で感じた問題点を挙げます。

ハンディタイプのミルクフォーマーの問題点

  1. 必要以上に気泡を巻き込まないように攪拌するのが難しく、練習が必要
  2. 攪拌中にどんどんミルクが冷めていく (湯浴を使うなど対策が必要)

特に1番目に挙げた攪拌のコントロールが難しく感じ、もう少しで完成というところで、ボコボコと泡が入ったりするとかなりショックです...

あと、冷めたラテも好きではありません...

 

スチーマーの問題点

  1. セットアップに時間がかかる (少なくとも8分程度は必要)
  2. 泡入れと攪拌にはやはり練習が必要
  3. 分解洗浄も手間
  4. スチーム由来の水のミルクへの混入 (下記の記事で検証しました)

 

 

まず、直火式スチーマーに特有の問題なのかもしれませんが、セットアップが面倒です。

また、使い終わったら分解が必要ですが、これも手軽とは言えません。

練習以前にハードルが上がり、暇があっても使う気持ちが削がれます...

 

さらに、CX-25の場合、コーヒーだけ飲むのにもスチーム分の水を入れなければならないので、水が沸くのにかなり時間を要します。(そして後片付けはさらに面倒...)

同じ直火式エスプレッソメーカーであるカミラと違い、なぜか使いこなしてやろうという気持ちが湧いてきません...

正直に言うと、スチームを "プシュー" とやってみただけでもう満足なので、引き取ってくれる人を探したいと思います...

 

というわけで、上記二つのミルクフォーマーには納得がいかず、コツや練習が不要で手軽なフォームミルクの作成方法を考えてみました。

 

HARIOのハンディのミルクフォーマーを試しているうちに気付いたのですが、こんなのHeroの電動でやればいいんじゃないの?と...

で、やってみたのが下の動画です。


【ラテアート前提】超簡単なフォームミルクの作り方【初心者向け】

 

そうです、電動のフォームミキサーを単純に傾けて使うだけです...

最初は普通に立てて使用を開始し、泡が入ってから1~2秒で傾けます。

そして、攪拌の音を聞きながら、泡が入らない角度でそのまま静置します。

回転している牛乳の中心付近に大きい泡が溜まってくることがありますが、ほっておいて問題無いです。 (大きい泡は攪拌終了後に容器を振れば簡単に消せるので)

 

【注意点】この電動ミルクフォーマーでは一度に200~210g程度のミルクを使用しています。150~160g程度ではミルクフォーマーを傾けても空気を巻き込んでしまい、フォームが多くなりすぎる傾向です。そのため、やや量が多めですが、上記の量で使用しています。

 

後は温度が上がってくるまで攪拌を続けるだけで、3分弱で70℃程度になると自動停止します。(牛乳は冷蔵庫から出してから直ぐにスタート時は10℃位。攪拌時間を稼ぐため、冷えた牛乳を使うのがおススメ)

自動停止する前に、手感でもう少し低めの温度でストップすることも可能です。

なお、70℃まで引っ張るとぼってりし易くラテアートが難しくなる感じですが、飲むときは熱々が好きなのでその辺が悩ましいところです...

 

ベルマン CX-25を買う前に気付きたかった...

 

対策1.さらに攪拌

昇温しない攪拌のみのモードに切り替えて攪拌継続。(実際はあまりやっていないです。ハートだけならそこまでなめらかさに気を使わなくてもできそうなので...)

 

対策2.容器を揺すって、トントン

普通にスチームを使ってフォームミルクをつくるのによく使われる方法で、揺すったり、容器の底でテーブルをトントンと叩いたりして、大きい泡を潰します。

ちなみに容器からピッチャーにフォームミルクを移し替えて使用していますが、そのピッチャーは、必要であれば事前にお湯を入れるなどして温めておいた方がいいと思います。(ミルクを移す前にお湯は捨てる)

ちなみに温めのミルクで冷たいピッチャーに移すと、ミルクの粘度が増して注ぎ難くなります。

 

というわけで、大きい泡が残った場合、実使用上は揺すってトントンとして、今のところは完成としています。(それほど残ったことはないので...)

これで、素人レベルで使うには問題なくきれいなフォームミルクが得られています。

 

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取り合えず、UHT殺菌の牛乳しか近場で売っていないので、試したのはUHT殺菌の牛乳しか試していません...

脂肪分は0でも3.5%でも泡立ちには影響なく普通に使えますが、牛乳の銘柄により大きい気泡の残り方が若干異なる印象です。(あとはラテにした後の泡のなめらかさ (口当たり) が牛乳によって若干違う感じがします)

結論としては、試した牛乳の中ではフォームミルクが得られなかったことはありません。

たぶん何でも使えますので、味で選んだ方がいいです...

 

追記)牛乳を30~40Lぐらい消費したところで、微妙なフォームの分離の速さなどに違いを感じるようになってきました。

具体的に~がいいと言えるほど一般化できていませんが、牛乳による違いはあるようです。

フォームの分離対策としては、途中で昇温を切って攪拌時間を延ばしています。

 

※ポイントは温度です。とろみが出る温度まで昇温すれば、どの牛乳でも泡が保持されていると思います。ハンディのミルクフローサーで泡が抜けるという人は、そもそも温度が低めだと思います。(ただし、泡が少なすぎても粘度が低くても泡が抜けやすいです。その場合はもう少し泡を入れてみた方がいいです)

 

目的は達成、あとは絵の練習

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上記のように、電動ミルクフォーマーを使えばラテアート可能なフォームミルクを自宅で簡単に得ることができます。

ラテアートの絵自体は練習するしかないでしょうが、それはそれで楽しみだと思います。(フォームミルクが一度に約200gできるので、おなかいっぱいで一日に何度も練習できませんが...)

今後、しばらくはインスタントコーヒーを使って絵の練習をしてみるつもりです。(現状は下の写真のレベルです...)

▼2020年3月15日現在

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▼2020年4月20日現在 (レイヤーハートの練習中...)

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電動ミルクフォーマーの入手方法は?

中国在住の方はタオバオで "HERO打奶泡机" で検索すると直ぐ出てきます。

価格は4,000円弱でした。(中国は似たような製品が色々とあるので、これに拘る必要もないと思いますが...)

 

日本在住の場合、現在、同型の機種はAmazon等では入手できないようです。

また、個人で輸入しても電源の仕様が異なるので使用できません。

そのうちに日本でも同じようなコンセプトで使える機種を探してみるつもりですが、現時点では不明です。

上のフォームミルクの作り方に興味を持たれた方は、各自で似たようなミルクフォーマー探してもらうしかないです...

現状、私から見て使えるかもなという印象を持っているのは下のリンク先の機種です。(少しでも探索の手掛かりにしてもらえればと...)

 

また、下記は直火式エスプレッソメーカーのカミラを使ってラテアートをした話です。今回の方法でフォームミルクを作成しています。絵に関してはまだ未熟ですが、味の方は自分ではかなり満足しています。カミラの楽しみ方のオプションが一つ増えました。

 

以上、ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

以降は本ブログのコーヒー関連のおススメ記事です。よろしければどうぞ!

 

下記は、コーヒーの焙煎用器具として片手鍋を初めて知った話です。ずいぶん遠回りしてしまいました...まさに灯台下暗しでした...自宅焙煎に興味のある方は是非ご覧ください! (現在、ラテに合わせるために深煎りの練習中ですが、深煎りもやり易いと思います...)

 

下記の記事で紹介している片手鍋が現在焙煎に使用しているもので、上記の記事で紹介している片手鍋よりも鍋底が薄いタイプです。(価格も安いです)

 

下記の記事では自分なりの手動コーヒーミルの使い方を紹介しています。焙煎したてのコーヒー豆を自分で挽くのは、一番コーヒー豆の香りを楽しめる瞬間だと思います。特にカミラ用に豆を挽くときは細挽きなので、一段と豊かな香りが楽しめます!

 

下記は現在お気に入りのコーヒーミル、Timemore (タイムモア) のG1についての紹介記事です。G1は同社のフラッグシップモデルに相当します。

 

下記の記事はタイムモアのミルのエントリーモデル、タイムモアCについての記事です。ハンドドリップ用に使っています。

 

下記はお気に入りの直火式エスプレッソメーカーのKamira (カミラ) についての記事です。クレマを上手くつくるにはコーヒーミルでの粒度調整は非常に重要です。

当然、このカミラで淹れたエスプレッソのラテも試す予定です!

 

下記は手動のポンプ式のエスプレッソメーカーの紹介です。たぶんクリーミィなクレマのおかげなのでしょうが、濃厚かつあまり苦さを感じさせないエスプレッソが抽出できます。砂糖を使うとデザート感覚です。1Zpressoという台湾メーカーにも興味があり導入しました。