今回は中国の食事のトピックです。
中国に来てから2ヶ月以上経ちました。
普段、私がどんなものを食べているのか、いくつか紹介したいと思います。(外食ではなく、普段、中国で食べてられている家庭料理です)
日本で一人暮らしとなれば、まずは外食となりがちです。
しかし、中国の同僚たちからは “中国の外食だと何が入っているかわからないし、衛生状態もわからないから、できるだけ減らした方がいい” と非常にありがたい忠告をもらっています。(やっぱり中国人でもそう思っているんですよね...)
実際、中国の人たちは一人暮らしでも自炊することの方がかなり多いようです。
日本に比べて中国の外食は割安感があまり無いですが、スーパーの食材はけっこう安いので、自炊できれば経済的にも健康的にもメリットが大きいです。
そんなこんなで仕方なく自炊しようとしていたところ、救いの神が現れました。
なんと、ありがたいことに近所に住んでいる社長の親戚が、しばらくの間、私に料理を作ってくれることになったのです!(社長の配慮です...もちろん費用も会社持ちで...)
まずは調理をする私の部屋の台所から紹介します。(大したものではありませんが...)
本当に取りあえず揃えてみた感じです。
こんな所で適当に作ってみたのがこれ↓ (恥ずかしい...)
材料は近所のスーパーで適当に買ってきました。
中国は肉が塊でしか売っていないようで、切るのが非常に面倒です。(小間切れやスライスが見当たらない、大きいスーパーに行けば売っているところもあるという話ですが...)
もちろん味も大したことはなく、どちらかと言えば不味い...
ちなみに写真はHuawei P20 proのFoodモードで撮りました。(日本ではiPhoneを使っていましたが、中国ではHuaweiにしてみました。それでも美味そうには見えない...)
そして、社長の親戚に作ってもらったのが↓です。
スープは湯葉が入っています。(中国では腐竹と呼ばれています)
蒸し魚は淡水魚で、炒め物に使われているのは豚の耳で、コリコリします。
結構、美味しかったです。
あんな台所でもこんなものが作れるんですね...
ちなみに私は辛い物が苦手なので、辛いものは避けて作ってもらっています。
下に作ってもらっている料理の写真をいくつか挙げてみます。
何となく中国の家庭料理のイメージが掴めましたでしょうか?
中国の一般家庭ではこんな感じの料理を作っているようです。
ちなみに作っていただいている方の故郷は河南省で、その後、広東省で生活をされているとのことなので、その辺りの食事なのだと思います。
中国の食生活に不安になる方も多いと思いますが、幸運にも私は会社のサポートのおかげで、今のところ不自由はしていないです。(かなり満足しています)
気づいた方もおられるかもしれませんが、上の写真に写っている白い瓶は白酒という中国の焼酎です。
社長から大量に差し入れされているので、ちょくちょく飲んでいます...
ちなみにアルコール度数は52%で、飲むとピリッときます。(脂っぽい料理によく合います)
当初、これはきつくてあまり飲めませんでしたが、最近は瓶半分の250ml程度であれば普通に飲めるようになりました。(慣れですね...週6日も飲んでいたので...)
白酒にも色々と銘柄がありますが、よく飲んでいるのは "剣南春” という銘柄です。
会社の同僚と外食しても、たいてい白酒はこれを持ち込んで飲んでいます。
"剣南春” は白酒としてブランドが確立していて、1瓶500mlが日本円で6000円程度と、結構いい値段です...
2019年8月追記)白酒は価格帯でいうと1瓶で1,000円~25,000円程度のものまで飲みましたが、高いものほど美味しく感じられるかというと、私はそうでもありません。
安いものでもそれなりに飲めるものもあります。
上記の "剣南春” については香りはフルーティで好きなのですが、味はどちらかというと辛口で私はちょっと苦手です。(美味しく飲めるのは70~100mlぐらい、それ以上はきつい感じ)
また、お酒はアルコール度数が高いからキツイというわけでもないことに気付きました。
今まではアルコール度数が高い=キツイお酒と思っていたので、これは新しい気付きでした。(さすがに一年ほど飲んでたら、段々と白酒の味の判別ができるようになってきました...)
白酒にも興味が湧いてきて下記のような記事も書いてみましたので、よろしければご覧ください!
これ以外のお酒になると、ブランデーが多いです。(聞いた話では広東省が中国のブランデー消費の6~7割を占めているそうです)
うちの会社は酒にかける金を惜しまない人が多いので、ブランデーもヘネシーのXO、マーテルのXO、コルドンブルーと高級なものも珍しくありません。(というか中国に来てからブランデーはほとんどこの3種しか飲んでいません...酒好きの人から羨ましがられそうな環境です)
中国はお酒の偽物も多いので、こういった高価なお酒はレストランでは注文せずに、信頼のおけるところで購入したものを持ち込んで飲むのが普通だそうです。
以上、今回は食生活を話させてもらいましたが、会社の方に気を使ってもらっているのをヒシヒシと感じていますが、予想外に美味しい食生活を送っています。(感じ方は人それぞれかもしれませんが...)
ちなみに私の会社の社食も下記の記事にしましたので、ご興味のある方はどうぞご覧ください!
また、料理にしろ、白酒にしろ、口にしてしばらくすると発汗し、汗を拭きながら食べたりの飲んだりしていることが多いです。(料理は香辛料のせいかもしれません)
おかげで新陳代謝がよくなったためか、日本に2ヶ月ぶりに帰国した際、家人に肌艶がよくなったと言われました...
以上、ご覧いただき、ありがとございました。
下記は本ブログの中国の食べ物関連の記事です。よろしければこちらもご覧ください!
下記は中国の広東省にある温泉の記事ですが、その周辺で食べた農家料理にも触れています!