エンジニアの中国ブログ

中国の広東省在住、現地企業勤務のエンジニアです。中国生活で体験したことや趣味の話を中心に発信していきます!

【作業性向上】直火式エスプレッソメーカー "Kamira (カミラ)" のファンネル

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今回は、先日、下記の記事で紹介させて直火式エスプレッソメーカーのKamira (カミラ) に関する記事です。

特にコーヒー豆をフィルターホルダーに充填 (ドーシング) する際の作業性改善がテーマです。

 

前回の記事のカミラをカッコいいと言ってくれる方もいらしたので、もう一度、写真を載せてしまいます...

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で、今回はこのカミラの何についての記事かというと、上の写真の右下に写っているフィルターホルダーへのコーヒーの粉の充填性を改善するためのツールの話です。

普通のエスプレッソなんかでは、フィルターホルダーの上にファンネル (ドーシングファンネル) という一種の漏斗をセットしてコーヒーの粉がこぼれないようにします

このファンネルのカミラ用が欲しかったんですが、売っていなかったので、今回はお手軽に工作してみました。(普通のエスプレッソ用はサイズが合いませんので...)

 

ファンネルって何?

Googleで検索すると、普通のエスプレッソ用のファンネルは、下のようにすぐに出てきます。(2020年1月12日現在)

 

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で、このようなものでカミラに使用できるものが欲しかったので、試しに英語 (Kamira + funnel) で検索すると、下のような結果でした。(英語で最初に検索したのは、このカミラという製品が輸入品だからです)

まさしくカミラのフィルターホルダーにファンネルを装着した写真がでてきて、かなり期待できそうな印象を持ってしまいました...

 

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お、これはもしかしたら、簡単に入手できるのかなと思い、即座に日本語でも検索してみました。(ちなみに上の写真のカミラのファンネルは3Dプリンタで自作されたもののようでした...)

で、「カミラファンネル」でググってみると、こんな感じです...(2020年1月12日現在)

 

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・・・

・・・

νガンダム - Wikipedia

・・・

・・・

確かにファンネルだよな~と...カミラのカの字もない結果にショックでしたね。(どこにファンネルが写っているのか、わかりますか? νガンダムのフィン・ファンネルが...)

「Kamina+ファンネル」でも検索しましたが、結果は似たようなものでした...

しかも懐かしさのあまりクリックして結構時間を使ってしまい、検索者の意図を全く考慮していないGoogleの検索アルゴリズムを肯定してしまったかもしれません...

 

ちなみに百度での検索結果は下記のようになりました。

こちらの方は、キーワード「Kamira+漏斗」で検索しました。

 

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上の左側が百度の検索結果で、Googleの日本語検索よりもよっぽど検索者の意図を理解しているような気が...

こちらも3Dプリンタによる個人のDIYで一個250円ぐらいで販売しているのですが、サイト登録が必要なのでとりあえず保留しました。

また、淘宝 (タオバオ) で探してみても出てきません。

タオバオでカミラを取り扱っているショップにも問い合わせてみましたが、あっさり無い (没有) と言われてしまいました... (上の右側がそのチャットの様子です)

 

話が少しそれますが、中国のタオバオで買い物をする際、良いなと思う点は上のように気軽にアプリ上のチャットで問い合わせができる点です。

ショップに問い合わせをすると、直後~数時間でほとんどの場合、返事がきます。

Amazonなんかだと何処に問い合わせればいいのかもよくわからないことが多いですから...

 

とりあえず自作してみる

で、結局、購入はとりあえず諦めて自作してみることに...

自作と言っても中国にはホームセンターがないので、とりあえずあり合わせの材料でやってみることにしました。(中国人の同僚に一度ホームセンターの写真見せたら、中国にもあるよって言われて連れていかれたのが、深センにあるIKEAでした...)

 

それで、今回、ファンネルもどきの材料にしたのは下記のスプーンです。(他のコーヒー器具のおまけにもらったものです)

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こいつを強引にぶった切って、自作のファンネルもどきは下のような感じになりました...

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実際にコーヒーの粉を充填するのに使ってみると、何も無いのよりはだいぶ楽に充填できるようになりました。

私の場合、ダブルのフィルターホルダーで1回に17gほどのコーヒー豆を使用しますが、一度に入れずに3回ぐらいに分けて入れています。

 

そのうちもう少し見栄えの良いもの作りたいですが、しばらくはこれで我慢することにします。

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ちなみにたまたまですが、この色、赤ですね。

この赤いイメージカラーから何を連想しますか?

私はこれを連想しました。(強引ですが...)

 

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サザビー (ガンダムシリーズ) - Wikipedia

 

もはや検索キーワードからカミラが抜けていますが... (ちゃんと赤いファンネルが飛んでいるのが確認できます...)

これから数か月後に、ググった結果、νガンダムの横に私の赤いファンネルもどきの写真が並ぶことを密かに期待しています... (もちろん検索キーワードは「カミラファンネル」です)

 

以上、ご覧いただき、ありがとうございました。(最近、やっとブログにも慣れてきたのか、大したことない内容で1800字以上も使ってしまいました...すみません...)

 

 

以降では本ブログのコーヒー関連のおススメ記事を紹介しています。よろしければどうぞご覧ください!

 

下記はお気に入りの直火式エスプレッソメーカーのKamira (カミラ) についての記事です。直火式ながら調整次第でなめらかなクレマもつくることが可能です!

 

下記は、ロブスタ種のコーヒー豆を使用したときのクレマのつくり易さを、直火式エスプレッソメーカー (マキネッタ) であるカミラで検証した話です。

 

下記の記事では自分なりの手動コーヒーミルの使い方を紹介しています。焙煎したてのコーヒー豆を自分で挽くのは、一番コーヒー豆の香りを楽しめる瞬間だと思います。特にカミラ用に豆を挽くときは細挽きなので、一段と豊かな香りが楽しめます!

 

下記は現在お気に入りの手動コーヒーミル、Timemore (タイムモア) のG1についての紹介記事です。G1は同社のフラッグシップモデルに相当します。

 

下記の記事はタイムモアの手動コーヒーミルのエントリーモデル、タイムモアCについての記事です。ハンドドリップ用に使っています。

 

下記はタイムモアSLIMというコーヒーミルについての記事で、中国の新興企業であるタイムモアのミルを、ドイツの老舗ザッセンハウスが (うっかり?) パクってしまったという話です。

 

下記は、コーヒーの焙煎用器具として片手鍋を初めて知った話です。ずいぶん遠回りしてしまいました...まさに灯台下暗しでした...自宅焙煎に興味のある方は是非ご覧ください!自宅焙煎した新鮮なコーヒー豆を使うとカミラのなめらかなクレマも非常につくり易いです。

 

下記の記事で紹介している片手鍋が現在焙煎に使用しているもので、上記の記事で紹介している片手鍋よりも鍋底が薄いタイプです。(価格も安いです)

 

下記の記事で紹介している雲南コーヒーはあっさりが特徴と言われていますが、カミラで抽出すると濃厚で飲みやすいコーヒーが淹れられます。雲南コーヒーとカミラの組み合わせは非常に良好です!