エンジニアの中国ブログ

中国の広東省在住、現地企業勤務のエンジニアです。中国生活で体験したことや趣味の話を中心に発信していきます!

【コーヒーの自宅焙煎】焙煎後の豆の冷却装置を導入|コーヒークーラー

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今回はコーヒーの自宅焙煎に関してのトピックで、特に焙煎後の豆の冷やし方に関する話です。

下記の記事にも書きましたように以前から蓋付きの片手鍋を使用して、自宅でコーヒーの焙煎をしています。

 

 

焙煎に使用している器具としては次の二つです。

  • 蓋付き片手鍋
  • 目開きの異なる二つの篩 (焙煎後の豆の冷却用)

 

片手鍋は下の写真のようにアルミ製の雪平鍋と、激しく降ってもズレ難い (縁が深くハマる) 蓋の組み合わせです。

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篩の方は目開きが6目200目の組み合わせ

目が細かい200目の篩を下にして二つの篩を重ね、焙煎後の豆を6目の篩に打ちあけます。

そして、重ねた篩よく振って豆を冷却すると同時にチャフを分離します。

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最近、一度の焙煎量が200g以上になってきたのと、焙煎度も深煎り程度まで焙煎することも増え、焙煎後の豆を冷却するのが大変になってきました。

そこで、今回は焙煎直後の豆の冷却方法を見直し、効率アップを図りました

 

冷却効率をアップするために考えたこと

まず冷却効率をアップするために考えたのは、篩の直径を大きいものにサイズ変更することです。(現行は直径30cm、以前は20㎝を使用)

しかし、使い勝手の面からサイズ変更は一旦保留しました。

 

次に考えたのが篩にさらにドライヤーや掃除機を使用して豆を冷やすことです。

で、例えば篩をもう一枚追加して下のようなイメージを考えたりしていました...

 

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そして、タオバオでドライヤーやサーキュレーターといった器具を探していたところ、下のようなそのまんま焙煎用の冷却器具があることに気付きました... (写真はタオバオからの引用)

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この冷却装置は篩を2枚重ねて、下からファンを回して吸引する仕組みです。

篩の直径も20cmとそれほど場所を取るわけでもありません。

価格も4500円程度とそれほど高価でもないので、さっそく購入してみました。(耐久性等は不明ですが...)

 

冷却器を実際に導入してみた|篩2段重ね + 吸引ファン

実際にタオバオで上記の冷却器 (コーヒークーラー)を買ってみました。

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容量は豆500gとありましたが、500g入れるとかき混ぜることができそうもないのでおそらく400g程度が限界です。(かき混ぜないとチャフがなかなか落ちないので...)

肝心の冷却時間は240g程度であれば、2分程度で手で触って冷たく感じるぐらいになります。(まだMax240g程度までしか焙煎はしていません...)

 

下は実際に使用しているところです。

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この中国製の冷却器、とりあえずまだ10数回の使用ですが、問題なく使用できています。

このまま、故障もなく使えていけるのであれば、自分の中ではかなりヒット商品ですね。

今後、何か問題があったり、気付いたことがあれば追記していきます。

※2020年12月追記) 半年ほど使用していますが、特に問題無しです。

 

ご参考までに、下記は自分で撮影した冷却している際の動画です。


【自宅焙煎】焙煎後のコーヒー豆を冷却器で冷やしている様子【2倍速】

 

上の動画だと温度計を挿しているのでヘラで攪拌できませんが、普段はチャフ落としも兼ねてヘラも使用してもっと攪拌しているので、もっと温度の低下は速いです。

一段目の篩を手で回転させながら、ヘラで攪拌するような感じです。

 

ちなみに、上の動画だと2ハゼのピークから35℃まで下げるのに3分ほどかかっています。

あと動画のピントがイマイチでどうもすみません...

 

まとめ

まとめると、冷却器を導入したメリットに関しては下記のようになります。

 

メリット

  • 短時間で手間をかけずに冷却できる
  • 豆によっては完ぺきではないがチャフも除去できる
  • チャフの飛び散りが少なくなる
  • 焙煎豆の香りが良くなったように感じる (気のせいかもしれませんが...)

最後の香りに関しては錯覚かもしれませんが、一応ネットで自分と同じようなコメントがないか探してみました。

 

お尋ねの通り、焙煎後は出来るだけ速く冷却するのがベストです。
速く冷やすことによって香りのあるコーヒーが出来ます。
冷却終了した焙煎豆はしっかり冷たくなっていることが大切です。

焙煎後の急冷 - みんなの声| ワイルド珈琲

 

上記のように焙煎器や焙煎豆を販売しているワイルド珈琲さんのコメントが見つかりましたので、あながち間違っていないかもしれません...

興味のある方は自分で急冷して比較してみて下さい。

また、冷却器導入のデメリットに関しては下記の通りです。

 

デメリット

  • 購入費用
  • 置き場所の確保 (篩だけよりは仕舞難い)

メリット、デメリットをトータルで考えて、今のところ良い買い物だったかなと思っています。

 

ご参考までに、下記はAmazonのリンクですが日本でも同じようなコンセプトの製品が何種類かありました。(下記は一例です)

ただし、日本では全般的に価格が高めです...

それでも興味のある方は、Amazonなどで「コーヒークーラー」などのキーワードで探してみて下さい!

 

以上、最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

以降は本ブログのコーヒー関連のおススメ記事です。よろしければどうぞ!

 

下記は、コーヒーの焙煎用器具として片手鍋を初めて知った話です。ずいぶん遠回りしてしまいました...まさに灯台下暗しでした...自宅焙煎に興味のある方は是非ご覧ください! (焙煎後に本記事の冷却器を使用しています)

 

下記の記事で紹介している片手鍋が現在焙煎に使用しているもので、上記の記事で紹介している片手鍋よりも鍋底が薄いタイプです。(価格も安いです)

 

下記の記事では自分なりの手動コーヒーミルの使い方を紹介しています。焙煎したてのコーヒー豆を自分で挽くのは、一番コーヒー豆の香りを楽しめる瞬間だと思います。自宅焙煎までしなくても、自分で豆を挽くだけでもコーヒーの楽しみ方の幅がかなり広がると思います。