エンジニアの中国ブログ

中国の広東省在住、現地企業勤務のエンジニアです。中国生活で体験したことや趣味の話を中心に発信していきます!

Timemore 栗子 "G1 Plus" & "SLIM Plus"| 新コンセプト "Spike to Cut" で臼刃をアップグレード!

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2020年の夏、中国のコーヒー器具ブランドであるTimemore (タイムモア) コーヒーミルのChestnut (栗子) G1とSLIMシリーズの臼刃が刷新され、それぞれ”栗子G1 Plus”、"栗子SLIM Plus"として発売されました。

従来の臼刃を使った旧G1や旧SLIMモデルは廃盤で、ドリップ向けのノーマル刃とエスプレッソ向けのSタイプの刃が統合されてPlusという新グレードに一本化されました。(刃以外の従来からの変更点は基本的にありません...)

 

先に予告のあった新製品の栗子Xがなかなかリリースされなかったことや、上記のPlusの新コンセプトも自分のツボにはまったため、どうしても欲しくなってしまい栗子 "SLIM Plus" の購入に至りました...

"G1 Plus" ではなく "SLIM Plus" を選んだ理由はデザインとサイズの点で、同社ミルのG1Sを既に所有しているため、目新しくコンパクトなSLIMの方を選びました。

 

なお、"G1 Plus" と "SLIM Plus" の改良の目玉である臼刃は同一形状、同一素材 (SUS420) ですが、G1の方の刃はチタンコーティングが施されています。

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引用:タオバオのタイムモアの旗艦店から (左はG1 plus、右はSLIM Plusの刃)

 

そのようなわけで、今回はタイムモアの新製品 "SLIM Plus" を紹介したいと思います。

最初に述べておきますが、これは今まで使用したミルの中で一番気に入っています!

もちろん、それぞれのミルに愛着やいい所はあるのですが、どれか一つを選ぶとしたらSLIM Plusを選ぶという意味です... (さらにもう一本選ぶとしたら、使い勝手のいいCです…)

 

▼ご参考までに、現在のTimemoreのミルの一覧は下記の記事にまとめました!

 

▼所有しているミルはこちら (刀狩りならぬ、ハンドル狩り...)

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左から1Zpresso JE-plus、Timemore G1S、Timemore C、Timemore SLIM Plus、ポーレックス (旧タイプ)

 

  

”G1 Plus” と "SLIM Plus" の改良点|新規設計の臼刃

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引用:タオバオのTimemoreの旗艦店より

【臼刃の新コンセプト " Spike to Cut (S2C) "】

Timemoreの新しい臼刃のコンセプトS2Cは、簡単に言えば "切り裂いてから粉砕" という2段階の粉砕です。

この新コンセプトで下記のように臼刃を改良したそうです。

  • 従来品よりもハンドドリップ向けに挽いた豆の微粉を少なくする 。(比較的微粉の少なかったノーマル刃でに対して)
  • 従来品よりもエスプレッソ挽きの速さを向上させる。(比較的エスプレッソ挽きが速かったSタイプと比較して)

簡単に言えばエスプレッソからドリップまでオールマイティに使用できることが想定されています。(E&B (Espresso and Brewing) all-round burr)

 

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左側が改良された刃 (G1Plusの場合はチタンコーティング有り)、右側が従来のノーマル刃

 

上がSLIM Plus (左) の刃と従来のノーマル刃 (右) です。

Plusの刃は上部にギザギザが追加されているのがわかりますが、よく見るとそれだけではなく、全体的に微調整されているのがわかります。

 

なお、この上部に水平の切れ目の入った臼刃は構造に関して特許 (专利) 出願もされ、既に権利化されています。

CN211582758U  (实用新型专利/一种磨豆机磨芯结构)

 

上記の特許 (专利) によると、上部の水平方向 (回転方向に平行) に刻まれた溝で豆を大きな欠片にまず砕き、それから斜めに刻まれた溝で徐々に粒子を微細化していくとのことです。

これが Spike to Cut (S2C) の考え方です。

 

ちなみにTimemore Cで一度粗挽きにしてから、極細挽きを試みましたが、ほとんど効果は無かったので、刃の形状の微調整もけっこうしているのではないでしょうか? 

今回は性能的には先の2点 (微粉量と極細挽きの速さ) に重点をおいて、Plusの製品コンセプトを検証してみたいと思います

 

SLIM Plusのデザインと構造|従来品と同一でシンプル&コンパクト

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実際に他のミルと比較した方がSLIMのデザインが引き立つので、他のミルと並べてみました。

左から順に1Zpresso JE-plus、Timemore G1S、Timemore C、Timemore SLIM Plusになります。

見てのとおり、直径は45mmほどでその名のとおりスリムであり、手が小さい人にも持ち易いと思います。(表面も凹凸があり滑り止めになっています)

 

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シンプルなデザインですが、安っぽさもなく上品な感じで結構気に入っています。

Cと同様な表面の凹凸は滑り止めだけでなく、外観がテカっていないので落ち着いた印象も与えています。

 

ミルは外観がどんなに良かろうが、仮に挽く性能がイマイチであれば印象が悪くなりがちです。

そのため、ミルのデザインの印象は挽いた感想も込みの印象です。(実際に挽いてみて、こんなにシンプルでコンパクトなのに、こんなに挽けるのかと...)

 

ちなみに、タイムモアも最近は真似される側になっているので、デザインも中国の特許庁に登録されているのが確認できます。

CN304276578S (磨豆机(栗子mini))

 

分解しても非常にシンプルでメンテナンスも容易な部類です。(旧製品や他のタイムモア製品と差はありませんが...)

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上の写真を見てのとおり、部品点数も少ないです。

また、従来からのダブルベアリング機構も健在です。

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上の写真の右側がミルの上側になりますが、シャフトを支える視点が上端から40mm以上奥まったところにあるため、豆も投入し易いです。(投入時に豆がぶつかって跳ねないので)

 

挽き目の確認と微粉量|新型の臼刃と従来ノーマルの臼刃との比較

挽き豆の外観

最初に挽き目を調整して、数種の豆の粒度を確認してみます。

マニュアルにPlusの推奨の挽き目が記載されていなかったので、適当に挽き目を調整してみました。

下記のクリックは挽き目調整ダイヤルのクリック数ですが、数字が小さいほど粒度が細かくなります。(6クリックだとエスプレッソよりも細かいトルコ式コーヒーのレベルです)

 

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正直に言うと、粒度が細かい方は綺麗に挽けているのですが、中粗挽き以降 (24クリック以降) だとやや大きな欠片が見られることもあり、粒子の形状的には従来のノーマル刃の方がやや綺麗に思えます

挽けるのが速いのが影響しているのかも...SLIM Plusは従来品に対して挽けるのがかなり速く感じます...

 

SLIM PlusとCのそれぞれを挽いて比較してみました。(下の写真を参照)

若干、Cの方がいいかもしれませんが、大差は無いようですね...

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含まれる微粉量は?

そこで、24、30クリックの粒度の挽き豆を篩い、微粉量を確認してみました。(タイムモアのCと比較してみました...)

下の写真は各8gの24、30クリックの粒度の挽き豆を、100目 (目開き0.154mm) の篩で篩い、取り除いた微粉の方です。(上下に比較して下さい)

 

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所有しているスケールの精度が怪しいので、写真判定にしました。

SLIM Plusの方が24クリックでは僅かに、30クリックの方では明らかに少ない結果になりました。

 

このような篩の試験は誤差も大きいのですが、ドリップでコーヒーを淹れてみた感じはSLIM PlusとCは明らかに風味が異なっていて、SLIM Plusの方はCをやや篩った味に似ています。(条件を同じにして抽出した場合)

そのため、CからSLIM PlusやG1 Plusに変えた場合は、人によっては好みの味に再調整をする必要があるかもしれません。(私の場合は通常篩っていなかったので、ドリップ条件 (挽き目や温度など) を少し変えました)

 

また、通常、上で述べたように挽き豆の外観がやや悪い24クリック付近を使うことも多いのですが、コーヒーの風味への悪影響は特に感じていません。

同様にCの微粉量も特に気にはなっていません... (淹れ方次第で美味しく許容できてしまう範囲に感じています。というか微粉を取ると、むしろあまり美味しく感じない...)

 

ただ検証事項の一つであった改良された刃の微粉の低減効果は、最低限確認できたかなと思います。

時間のあるときに、追加で検証してみます。(そもそも従来品の微粉があまり気になっていないので、あまり興味が...)

 

極細挽きが高速で挽けることの確認|Sタイプや1Zpressoと比較

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SLIM Plus の粒度調整ダイヤルで6クリックの設定で挽いたコーヒー豆 (中深煎り)

上はトルコ式にしか使えないような、刃のクリアランスの限界付近まで攻めて挽いた極細挽きの粉です。

ここまで細かくなくとも極細挽きを挽く速さに対しては、自分の所有していたミルに対して非常にストレスを感じていました。(はっきり言って挽ける速度が遅いです)

 

直火式エスプレッソメーカーのKamiraで使用するような範囲ではG1Sでそれほど不満はなかったのです。

しかし、レバー式のエスプレッソを購入を検討していて、先に極細挽き用に購入した1ZpressoのJE-plusは思ったより遅かったです。(G1Sよりやや速いくらい...正直期待しすぎた感が...)

しかし、SLIM PlusやG1 Plusの刃の説明にはSタイプよりも速く挽けると記載があり、かなり期待をしました。(Timemore贔屓かもしれませんが...)

 

で、SLIM Plusをさっそく挽いてみてかな~り感動したので、慣れないのですが動画にしてみました。

実際に手挽きのミルをご使用であれば、なんとなく凄さがわかると思いますが、上の写真のレベルの極細挽きを17gでなんど45秒ほどで挽き終わりました...


TimemoreのS2Cコンセプトで改良された臼刃の性能検証|栗子SLIM Plus

 

そして、挽き終わった後に、刃の周辺や容器に粉のこびり付きもほとんどありません。(上記の動画中でも確認できます)

ここまで細かい細挽きではありませんが、例えば直火式エスプレッソのカミラで圧力を同じ程度に調整した場合、SLIM Plus、JE-plusやG1S、Cの挽く時間は下記のようになります。

 

<挽くのに要した時間>

  • SLIM plus (10クリック)   :30秒
  • G1S           (14クリック)   :63秒 (豆を噛み込みすぎてハンドルが重い)
  • C               (10クリック)   :225秒 (ハンドルは軽いが豆が噛み込まれない)
  • JE-plus     (37クリック)   :57秒 (ハンドルは軽いが豆が噛み込まれない)

Cはノーマル刃ですが、ノーマル刃であればG1でも時間は大して変わりません。(昔の記録を確認しました。遅くて我慢できなくてSタイプの替え刃を購入したのですから...ただし、ノーマル刃でも中~粗挽きは軽快に挽けます)

 

※追記:豆の種類によっても速度は大きく変わりますが、確認した限りではSLIM Plusが一番速いです。

また、SLIM Plusに特有の問題というわけではありませんが、分解前後では0点が同じ位置ではないと推測しています。

 

例えば挽き目を8クリックに設定しても分解前後では同じ粒度ではありません。(同じ豆でエスプレッソを抽出してみるとわかります)

ハンドドリップでは気になる違いではありませんが、エスプレッソ用途では注意が必要です。(といっても粒度を振って条件出しするしかないと思いますが...)

 

▼参考:直火式エスプレッソメーカーKamiraについての記事です。

 

というわけで、製品のコンセプト通りに極細挽きが高速で挽けることは確認できました。(Sタイプ、1Zpressoの上位モデルを軽くしのぐ速さ)

速さの点では、38mm径の臼刃を使用したモデルではトップレベルだと思います。 (コマンダンテは1Zpressoよりも極細挽きが遅いみたいなので...)

ただし、plusグレードの調整ピッチは細かくない (従来製品と同一) ので、どの程度レバー式エスプレッソ等に適応できるのかは、これから確認予定です。

 

追記:2020年10月11日

下の写真の中国ブランドのレバー式エスプレッソメーカーを購入しました。

武骨な感じが気に入りました... (Flairとも迷ったのですが...)

SLIM Plusのメッシュは9~10クリックで8~10barの抽出圧になり、難しいことを言わなければ使えます。(タンピングはしっかり目です)

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抽出時間を固定したり、全行程で9barに保つなどはミルのせいだけではありませんが、なかなか大変です...

上記の条件に拘らなくても、個人的には美味しいと思えるエスプレッソが抽出できます。(もちろんたっぷりクレマ付きで...)

 

少なくとも十分に詰まるレベル (11barぐらい) の挽き目にはSLIM Plusで挽けるので、原理が同じマニュアル式のエスプレッソメーカーであれば、粉の挽き目、量や抽出時間の調整 (速く抽出すると圧力は上る) などで好みの味に調整できるのではないかと思います。

SLIM Plusはかなり飲み方のバリエーションを広げてくれますね。

G1 Plusでもいいと思いますが、コンパクトボディがけっこう気に入りました!

 

SLIM Plusの全体的な使用感

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左から順に1Zpresso JE-plus、Timemore G1S、Timemore C、Timemore SLIM Plusになります。

実際の使用感

並べるとわかりますようにコンパクトなミルです。

一度に挽ける豆の量は17~20g程度で、個人的には満足な量です。(Nanoのギミックに魅かれたこともありますが、最大15gでは個人的に不都合でした...)

 

挽いた感触は説明していきます。

【粒度による違い】

  • 極細~細挽き:挽き速度がSタイプ以上 (当然従来のノーマル刃よりも断然上)
  • 中~粗挽き    :挽ける速度的には粗いほど従来との差は小さくなってくる。(従来品もかなり早いレベル)

 

【焙煎度による違い】

  • 浅~中煎り    :引っかかる感じがほとんどなくなり、安定的にジョリジョリと挽ける
  • 中深~深煎り:中粗~粗挽きでこの焙煎度だと挽いた感触はほぼ同等 (ただし、粒度分布はシャープで微粉が少なくはなっています...)

 

以上、挽き豆の粒度や焙煎度の観点から従来品よりも悪くなることはないと思いますが、粗挽きよりで中深~深煎りを好んでいる方にとっては挽いた感触の向上はあまり望めないかもしれません。(外観もやや悪くなる可能性あり...)

従来品で浅~中煎りの豆をよりスムーズに挽きたいといった要望や、粒度を細かくした際の挽ける速度に不満があった方には、確実に改善効果が実感できる製品だと思います。

 

デザイン面からくるデメリット

コンパクトで使い勝手はいいですが、極細~細挽き近辺や硬めの豆を頻繁に使用するかたはもっと大きいミルの方がいいかもしれません。(手がある程度大きいのが前提になりますが...)

そういう場合は個人的にはもっとハンドルが長くて、掴みの部分が大きい方が挽きやすいと思います。(Timemoreで言えば、G1タイプの方がより挽きやすい)

 

コンパクトなデザインに魅かれたとしても、そのデザイン起因の上のようなデメリットを感じる可能性は考慮した方がよいと思います。

ただ、SLIM本体は細くて握り易いですし、表面は凸凹がついて滑り止めにもなっているので、中~粗挽きでは快適に挽けています。(当然、刃の切れ味がいいのも理由です)

また、ハンドルの掴みの部分はG1の掴みが使えますし、やや大きめのサードパーティ製のものも見たことがありますので、気になる人は探してみて下さい。

 

メンテナンス性

持っているミルの中でメンテナンスはトップレベルに優れています。

構造もシンプルで分解もし易いです。

 

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挽いた後、1ZpressoのJE-plusのような粉のこびり付きもほとんどありませんので、ブラシとエアーブラシで日々のメンテも楽々です!

ミルにおいてメンテナンス性はかなり重要だと思います。

 

多少、ミルの違いによって生じる風味の好き嫌いがあったとしても、ドリップで淹れる場合、工夫しだいでかなりギャップを埋められるはずです。

メンテナンス性は工夫による改善があまりできません。

実際、メンテナンスが億劫になって風味が気に入っていた自分のJE-Plusは観賞用になっていますから...

 

▼参考:もう少し詳しくメンテナンスについて書きました。

【メンテナンス】TIMEMORE 手動コーヒーミルの普段の手入れ・掃除 - エンジニアの中国ブログ

 

まとめ|従来品を所有しているのにPlusグレードを購入してよかったか?

Plusの臼刃の改良に関して

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右が従来のノーマル刃 (ステンレス製)、左がSタイプの刃 (炭素鋼製)、共にチタンコーティングが施されたバージョンです。

最後に、自分にとってミルで重要な特性をまとめると下記の通りになります。

  • 硬い豆でもスムーズに挽ける
  • 挽けるのが速い (許容できる速さは個人差があると思いますが...)
  • メンテナンス性

 

今回のTimemoreの新製品のSLIM Plusは上記の点を考慮したとき、期待通りに進歩してくれたかなと思っています。(メンテナンス性は同等ですが、元から良いまま...)

特に以前の記事にも書いていたような下記のような不満;

  • ノーマル刃    :細挽きになるほど挽くのが大幅に遅くなる (臼刃へ噛み込んでいかない)
  • Sタイプの刃  :挽けるのが速いが臼刃への噛み込みが多すぎてハンドルが重い (硬い豆だとつまりにも繋がる)

 

といった、臼刃へのコーヒー豆の噛み込み方に関連する不満をもっていたわけです。

それに対して下記の新製品の臼刃を見たとき、心にぐっと来るものがありました...

ちゃんと考えているんだな~と...

 

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左側が改良されたPlusの刃 (G1Plusの場合はチタンコーティング有り)、右側が従来のノーマル刃

 

加えて、臼刃の改良なんていう泥臭く地味な仕事を中国メーカーがしているのも少々驚きました... (大枠はコンピュター上で可能でも細かな微調整はトライ&エラーが必要でしょうから...)

販売開始を知ってから数時間後にはポチってたわけですが、なぜすぐにポチらなかったと言えば、栗子Xの存在があったからです... (販売開始が延期されています...)

 

栗子Xの刃も同様のコンセプトで改良されていますね... (こちらはSタイプの刃がベースのようですが...)

今回のPlusの出来がとてもよく感じられたので、栗子Xの出来も非常によいのではないかと期待してしまいます。

 

SLIM Plusを購入した率直な感想

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SLIM Plusで限界付近の極細挽きにした挽き豆でトルコ式コーヒーを淹れてみました。このレベルの極細挽きでも8g程度であれば30秒もかかりません!

 

現時点では、自分としてはどれか一つを選ぶとしたらこのSLIM Plusを選ぶくらい気に入りました。

手のサイズが合うのが前提でもG1 Plusもいいと思います。(本体がやや角ばっていて直径約52mm、対してSLIMは滑り止め付きで直径45mm)

 

ただし、Plusグレードがラインナップされ、下位グレードのタイムモアCの魅力がなくなったかというとそうは思いません。

タイムモアCでもハンドドリップ用途であれば、深煎り~浅煎りまで同じような感覚で挽けます。(細挽き気味が好みの人は、浅煎りで少し引っかかりを多く感じるかもしれませんが...)

 

価格が安い分、Cは上位モデルよりも質感は劣りますが、自分の持っている初期型に比べれば粉受けも金属になり質感は向上しています。

この辺は予算と好みに応じて選べばよいのではないかと思います。

 

今回の改良でかなりタイムモアのミルの競争力は、かなりアップした印象です。

個人的には極細挽きがかなり楽に挽けるのがわかって、熱が冷めていたレバー式エスプレッソメーカーの物色を再開しました...

これでまだ栗子Xが控えているのかと思うと、中華圏 (中国、台湾、香港) のコーヒー器具の進歩は著しく非常に楽しみです!

 

【追記】待望のTimemore Japanのサイトがオープンされました。

  >> TIMEMORE JAPAN (公式サイト)

 

上記のサイトから製品が購入可能です。(Plusグレードも購入可能)

現状、価格が高いものほどAmazonなどの通販サイトよりもリーズナブルに見えますので、購入検討中の方は公式サイトのご確認をおススメします。

 

 

以上、ついつい長くなってしまい申し訳ありませんが、ご覧いただきありがとうございました!

 

 

以降では本ブログのコーヒー関連の他の記事を紹介しています。よろしければどうぞ!

 

下記は現在お気に入りのコーヒーミル、Timemore (タイムモア) のG1についての紹介記事です。G1およびG1S共に廃止されG1 Plusに切り替わりましたので、デザインや機構的な部分のご参考までに!(挽き味は今回の記事をご参考下さい)

 

下記はタイムモアのミルのハンドドリップ用とエスプレッソ用の刃の違いを検証した記事です。ここではタイムモアのG1とG1Sで比較していますが、CとCEのモデルと刃の形状は同一なので、傾向は参考になると思います。

 

下記の記事はタイムモアのミルのエントリーモデル、タイムモアCについての記事です。ハンドドリップ用に使っています。コストパフォーマンスは現在でもNo1だと思います。(月にが50~70回ほどのペースで約1年使用していましたが、異常は見当たりません)

 

TimemoreのSLIMのデザインにまつわる話です。老舗のザッセンハウスがそっくりな製品を後からリリースしてきたのですが、どちらが模倣したのでしょうか?それとも偶然?

 

下記は、タイムモアのコーヒーミルの普段のメンテナンスについての記事です。普段はほとんどブラシを使った掃き掃除しかしてないです...

 

下記はお気に入りの直火式エスプレッソメーカーのKamira (カミラ) についての記事です。クレマを上手くつくるにはコーヒーミルでの粒度調整は非常に重要です。

 

下記は、ロブスタ種のコーヒー豆を使用したときのクレマのつくり易さを、直火式エスプレッソメーカー (マキネッタ) であるカミラで検証した話です。

 

下記の記事では自分なりの手動コーヒーミルの使い方を紹介しています。焙煎したてのコーヒー豆を自分で挽くのは、一番コーヒー豆の香りを楽しめる瞬間だと思います。

 

下記は自宅焙煎を始めた頃の話です。初めから片手鍋に出会っていればとも思いますが、懐かしい思い出です。自宅焙煎した新鮮なコーヒー豆を使うとカミラのなめらかなクレマも非常につくり易いです

 

下記は片手鍋に出会う前の記事で、焙煎器具として煎り上手や手網を比較した記事です。しかし、現在、片手鍋が一番気に入っています

 

下記は、コーヒーの焙煎用器具として片手鍋を初めて知った話です。ずいぶん遠回りしてしまいました...まさに灯台下暗しでした...自宅焙煎に興味のある方は是非ご覧ください!

 

 

下記の記事では片手鍋と同じような原理で焙煎できそうな電気式の鍋型焙煎器を紹介しています。スケールアップと焙煎の簡略化が目的です。

 

下記ではあっさりが特徴と言われる雲南コーヒーを紹介しています。現在、私のお気に入りのコーヒー銘柄です。

 

下記はちょっと毛色が異なりますが、中国語のコーヒー用語をまとめました。