先日、中国で働き始めてから初めて宿泊出張に行ってきたので、その時に気付いたことを記録がてら、記事にしておこうと思います。
宿泊出張といっても中国人の同僚二人との出張でして、まだ一人で出張なり長距離移動などはしたことがないです... (まだまだそんな中国生活の適応レベルには到達していません...)
初めての中国の国内線<海南航空>
海南航空 (深セン→北京) の機内食
今回の出張では北京とその周辺の都市に行ってきましたが、深センから北京までまず飛行機で移動しました。
飛行機に乗っている時間自体は3時間程度で、日本に帰るのとあまり変わりません。
緯度にしてみると沖縄から青森に行くようなもので、この時期の北京は非常に寒いです... (日中も0℃以下でした...広東省の方が住み易いです...)
今回、飛行機に乗る際に気付いたことは下記です。(海南航空を使用した場合で、他の航空会社にも当てはまるのかは不明です)
- 飛行機の座席は空港カウンターで直接選ぶのが一番選択肢が多い。(ネットや空港カウンター付近のセルフ発券機では一部の席しかオープンになっていない)
- オプション料金を払えば空いている専用の入場口が使用できる。(手荷物検査のある入場口のことです。エコノミークラスでも利用可能)
外国人の宿泊できないホテル
現地に到着してから気付いたのですが、中国には外国人の宿泊できないホテルがあります。
後でネットで調べると色々と情報が出てきました... (例えば下記サイトなど)
簡単に言うと中国のビジネスホテルは外国人が宿泊できないところが多いようで (在留許可や労働許可があっても不可)、同僚の中国人はそういうことは知らなかったので、今回、そのようなビジネスホテルを私の分を含めて確保していました。
しかし、そこは私が宿泊できなかったので、観光客が宿泊するような付近のホテルを探して宿泊しました。(事前確認が必要ですが、とりあえず三ッ星以上のホテルは外国人が宿泊できる可能性が高そうです。ただし、宿泊費は朝食込みで12,000円程で出張にしては高くつきました...)
この辺の事情は、日本の観光地付近のビジネスホテルを外国人が普通に利用しているのと大きく異なります。(繁忙期は日本人が出張で予約取るのも大変だったような記憶が...)
百度なんかで探すと下の左側のような「経済型」と書いてあるのがビジネスホテルに該当し、中国人社員が出張で使っているとのことです。(日本と同じで値段は低めです)
日本企業からの出張の場合、状況も把握している現地社員がちゃんと予約を取ってくれると思うので問題ないと思いますが、私のような中国企業に在籍している場合は注意が必要です。(そもそもうちの会社は外国人が私だけなので...)
また、中国で格安旅行を計画する場合も注意が必要です。(予約だけは普通にできるシステムのようなので、到着してから焦ることになります)
今まで中国国内のホテルで宿泊したことは数多くありますが、今まではたまたま外国人が宿泊できるホテルだったということのようです... (地方はたいてい300~400元で三ッ星以上のホテルに宿泊可能なので、なるべく良さそうなところに泊まっていました)
また、パスポートに入国記録がないと揉めます。(今までホテルでチェックされたこと無かったのですが...北京は厳しいのかも...)
私の場合、日本から香港へ「e道」で入国し、香港から深センへも「e道」で入国します。(羽田空港から深センへの直通便が無いので、香港空港を利用)
すると、パスポートに中国への入国スタンプが押されません。(日本に帰国した際は免税手続きをするかもしれないので、一応日本への入国スタンプは押してます)
中国のシステムのことなのに不審者扱いでなかなか理解してくれません... (労働許可証も提示して、最後、どこかに電話して確認したようです)
ちなみに上記の「e道」に関して詳しく知りたい方は下記のサイトが参考になります。(深セン側は中国の在留許可証が必要ですが、香港側は出張者でもパスがもらえます)
初めての高速鉄道
今回、初めて高速鉄道にも乗車しました。(一般の2等席です)
まあ、なんというか乗った感じは日本の新幹線と同じような感じですね...
下がその写真です。
ただし、乗車するまでが面倒で手荷物検査はあるし、パスポートも3回ほどチェックがあります。(中国人であれば人民IDカードを3回使用します)
また、乗車券を購入する際もパスポートを使用します。(ここも中国人はIDカードを使用)
IT化が進んでいると言われる中国ですが、鉄道や銀行は手続きが煩わしいことが多く、まだまだ古い体制のままのような印象です。
初めて北京の火鍋
今回、大したものは食べていないのですが、北京の火鍋を初めて食べたので一応写真だけでも載せておきます。
簡単に言えばしゃぶしゃぶですね...
赤い方のスープを使うと辛いので、私は反対側のスープをもっぱら使っていました。
以上、ご覧いただき、ありがとうございました!
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