現地採用エンジニアの中国ブログ

中国の華南地区(深圳周辺)で、現地採用で働き始めたエンジニアです。これから中国で働く方の参考になりそうな情報や趣味の話を発信していきます!

【体験記】中国の銀行口座から日本への海外送金【2019年現在】

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先日 (2019年8月)、中国工商銀行の深セン市宝安区の支店から日本の自分の銀行口座に海外送金 (※) をしてきました。(会社の本社の近くだったのでこの支店に行きました。本社勤務の会計の方にも付き添ってもらったのもあったので...)

今回、その体験に基づき、中国から日本への送金の手続きの流れと必要書類を紹介したます。(ウェブ上には古い情報も多いので)

※元のままでは日本に送金できないので、円に両替して送金しています。(両替と送金は同時に手続きしました)

 

中国から日本に送金するために準備するもの

2019年8月現在、中国の銀行から現地の給与を日本へ送金する場合は、金額によらず (※) 以下の5つが必要です。(送金限度額や規制はなく、納税証明できる分だけ送金可能です(手取り分))

 

会社発行の給与の証明書(必要事項は事前に銀行に確認して作成してもらいました)

税務署発行の納税証明書 (税単)

パスポート

外国人工作許可証

銀行カード (自分の銀行口座からそのまま送金しました)

 

※①、②で証明できる期間分に相当する金額しか送金できません。(要は送金する金額分の証明が必要です)

※単に元を日本円に両替して現金を銀行から引き出すだけであれば、事前予約が必要ですがパスポートのみでOK。この両替の限度は1回に10,000ドル相当以下で、かつ年間で合計50,000ドル相当以下 (ただし、中国出国時の無申告の現金の持ち出し限度額は、毎回5,000ドル相当以下に制限されていますね...)

 

中国の銀行での手続き、所要時間はどのくらい?

今回、所要時間はなんと2時間10分でした...

別に混んでいて並んでいたわけではありません。

手続きにそれだけの時間を要しました... (こちらで必要な書類記入や作業が全て終わっても、銀行側の作業が全部終わるまで待っていてくれと言われ、なかなか帰らせてもらえませんでした)

中国からの海外送金、結構、面倒でした。

 

なぜ手続きにそんなに時間がかかるの?

聞いたところ、この深センの宝安区の支店にとって今年初めて (既に8月ですが...) の外国人の海外送金だったそうで、担当者もその上司も全く慣れていませんでした

見ていると、途中、どこかに電話して確認しながらシステムにデータを入力... (非常に遅いです...)

見ていてこちらも不安になってきます...

 

深センは発展が目まぐるしく、先進的なイメージを持つ方もいると思いますが、銀行窓口業務はあまり進歩していないように感じます。

英語もホテルを除いたらあまり通じません。(通じるのはおそらく外人の多い地域だけでしょう)

今回は会社の人に付いてきてもらって手続きをしましたが、現地の中国人のサポートがないと手続きは無理だったと思います。

 

できるだけスムーズに日本へ送金するために

もう次はこの支店には行かないと思います。

必要な書類は把握できたので、次は外人の多い地域の支店で手続きしたいと思います

予め、下記の記入用紙ももらってきました。(銀行で記入すると面倒だし時間もかかるので)

 

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中国工商銀行の場合だと、海外送金は送金主本人の口座にしか送金できないそうです。(個人送金の場合です)

また、中国工商銀行で日本への送金手続きをする場合、コルレス銀行 (中継銀行) は必要ないです。(直接、中国工商銀行で送金手続きします)

記入は英語ですが、英語の住所は予め正確な住所表記を確認しておいた方がよいです。(中国の現住所と送金先の日本の銀行の住所)

あとは日本の銀行のSWIFTコードの事前確認

 

最後の手続き

日本側の銀行で振り込みが確認されたら、本人にメールで確認が届きます。(中国で振り込み後、中1日で連絡がありましたので、中国からの送金に要した日数は2日ほどでした)

ソニー銀行の場合だったら、ネットで送金目的や送金主 (本人) との関係をウェブ上で記入して終了です。(日本の銀行の方には、予めマイナンバーのコピー海外転居の届け出はしてありました。そうしないと海外からの振り込みがスムーズにいかない可能性大です)

 

中国生活、日本への送金が一番面倒かな... (10万元/年までだったら、やはり一番簡単な中国から日本へ送金する方法は、日本のATMで引き出すことですね。私の工商銀行のカードは磁気帯が無いので日本のATMで使えませんが...)

 

以上、ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

こちらは中国での銀行口座開設に関する記事です!

マネーロンダリング対策の一環で、OECD (経済協力開発機構) の定めたCRS (共通報告基準) に日本も中国も参加して、銀行口座開設に伴う必要書類は昔よりも増えています。(CRSに基づく自動的情報交換に関する情報|国税庁)

ご参考までに。

 

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