エンジニアの中国ブログ

中国の広東省在住、現地企業勤務のエンジニアです。中国生活で体験したことや趣味の話を中心に発信していきます!

臭い?実は臭くない果物の王様 "ドリアン" と味以上に「映え」の女王 "マンゴスチン"

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中国で働き始めてから早10か月が過ぎ、だんだんと慣れてきた気がする今日この頃です。(中国語以外は)

今回は人生で初めて食べた果物を紹介します。(中国では普段、普通に食べられている果物です)

おそらく中国に来ていなかったら、今後も食べていなかった可能性大の果物です。

ちなみに上の写真がその果物ですが、何だかわかりますか?(ちなみに左はバナナではないですよ)

 

 ドリアンは品種改良されていた|金枕 (モントン種)

上の写真の両方を共にご存知だった方は少ないのではないかと思いますが、左がドリアン (中国語で榴莲) で、右がマンゴスチン (中国語で山竹) です。

ちなみにドリアンが果物の王様、マンゴスチンが果物の女王と呼ばれているそうです。(果物の王様と女王のツーショット写真もなかなか珍しいのではないかと...)

 

ドリアン - Wikipedia

マンゴスチン - Wikipedia

 

私はドリアンの王様は聞いたことがありましたが、女王マンゴスチンの方はその存在すらも知らず、たまたま今回購入したマンゴスチンのことを調べていて知りました。(今回、王様と女王のセットで買ったのは全くの偶然で、両方とも今まで一度も食べたことが無かったので、ものは試しで買ってみました)

 

日本では実際に売り場に並んでいたところも見たことがありませんが、中国では下のような感じで、街の果物屋にもで~んと王様ドリアンが並んでいます。(5~7月がシーズンで、今ちょうどシーズンに入ったばかりのところです。女王の方は目立たないところにひっそりと置かれていたので写真を撮るのを忘れました...そもそも地味すぎて女王に見えず...)

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店の前をちょうど通りがかったところでこの圧倒的なドリアンの存在に気付き、そういえば今まで食べたことがないな、一回チャレンジしてみようかなと、なぜか思ってしまったわけです。

マンゴスチンの方はただの保険でして、こっちも食べたことないけど、両方買えばどっちか自分の口に合うだろうと...

ちなみに両方ともタイ産ですが、中国では普通の果物屋やスーパーにも並んでいて、ポピュラーな果物だそうです。

日本ではなかなか見られないような光景ですよね?

価格に関してはドリアンが1個で約1500円マンゴスチンが1個で約70円と、こちらの庶民でも買える値段です。(ただしドリアンの方はこの辺で買える果物としては高めで、例えばスイカの3~4倍程です)

※日本に比べてかな~りリーズナブルです。どちらも日本の4分の1くらいの価格です...

 

で、実際に購入してみましたが、その際には下記のように店で捌いてもらって中身だけ取り出してもらいました。(他の人が捌いてもらっていたので、それに倣いました。自分で捌くのは痛そうなので...)

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取り出すと下のような感じになります。

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上のような状態で購入してきましたが (ちょっとグロい、なんか動き出しそうな...)、ドリアンって匂いがキツイんじゃないの?と思った方もいるのではないでしょうか?

私もドリアンには臭いイメージを持っていましたが、店頭でそれほど匂わなかったので購入してしまいました... (実際、今回、初めて目にしました)

 

家に帰ってから調べてみると、私の購入したのは「金枕」という品種で、日本ではモントン種モントーン種Mon Thongなどと記載されている品種。

その「金枕」の特徴ですが、実はこの品種、品種改良されて臭気が低減されたもので、ドリアン初心者に最適な品種でした。(最近、主流の品種のようです)

中国に来てから匂いの強い「白酒」を頻繁に飲んでいたので、臭覚が変わってしまったのかと、一瞬、焦りました...

まあ、しかし、なぜ「金の枕」と書くのか...あれを枕にするなんて単なる拷問のようにしか思えません... (ちなみに原産国タイでも金 (トーン) の枕 (モン) という意味の名前です)

 

 王様ドリアンにチャレンジ

それはさておき、早速食べてみます。

 

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ドリアンは表面が薄皮で覆われていて手が汚れませんが、中身はとてもクリーミィな感触で、ほんのり甘く、濃厚な味わいがあります。

好きかどうかと言われれば、結構、好きな部類に入りますね。(一日で食べきってしまいした...)

味に関しては個体差もあると思うので、また今度買ってみて、よく味わってみようかと思います。

 

 女王マンゴスチンにチャレンジ

続いて、マンゴスチンの方ですが、下記のようにそれほど大きくはありません。

 

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このマンゴスチンは外観からは想像できませんが、ライチの仲間です。(コメントでご指摘を頂きましたが、違う分類の果物でした。今後、情報の取り扱いにもっと注意致します)

マンゴスチンの革は染料にもなるような鮮やかな赤紫の汁がでるので、食べるときには注意が必要です。(染みになると落ちないようで...)

で、皮を剥くと、下の写真のように予想もできなかった真っ白な果肉が出てきます。

 

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中身は色のコントラストが鮮やかで、写真とるのが上手であれば、女王らしくインスタ映えするような写真も撮れそうです

また、食べた感想としては、マンゴスチンの果肉の感触は熟した桃みたいで柔らかく、味の方は甘酸っぱさが絶妙で、とてもさわやかな感じでした...

外観からは想像できなかったです。

ドリアンに続き、こちらも当たりでした。

 

 ドリアンは臭くないし、マンゴスチンの色鮮やかさは印象的

今回、初めてドリアンとマンゴスチンを食べましたが、どちらも美味しく、とてもよい経験ができたかなと思います。(美味しく、かつ新しい味でした)

 

特に今までドリアンに対して臭いというイメージを持っていましたが、最近では低臭気の品種が流通していて勉強になりました。

また、ドリアンは他にも匂いはあるけど、さらに美味しい品種も色々とあるらしく、機会があったら、それらにもチャレンジしてみたいと思います。(果物屋をよくチェックしときます)

 

マンゴスチンもあの甘さと酸っぱさの絶妙なバランスは、日本の果物では例えられません。

さらに、マンゴスチンの内側は白と赤紫のコントラストで非常に色鮮やかに視覚に訴えてきます。

外観からは想像できない、まさに脱いだらすごい!といった感じです。

 

まだ食べたことがない方はきっと新しい経験ができると思いますので、機会があればぜひチャレンジしてみて下さい!

 

 

 

以上、ご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

 

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