本ブログには、中国語を題材にした記事もいくつかあります。
中国語が素人状態だった私ですが、中国に来たのをきっかけに中国語の勉強を始めました。(基本的に独学です)
そんな日々の中国語の学習がてら気付いたことや、気に入った学習方法などをブログに書いていっています。(百度でもGoogleでもいいから、早く自動翻訳を完成させてくれないかな~と思いつつ...)
網羅的なものを書くことはとうてい無理なのでピンポイント的なものですが、中国語をマスターするまでマイペースでやっていくつもりです。(いつか振り返って、きっと点と点がつながって線になっていることを信じて...)
今回は、最近、私が同僚に指摘された中国語のある発音規則がトピックです。
中国語の第三声調の変調
中国語で音節がつづけて発音されるとき、声調 - Wikipedia の組み合わせによっては元々の 声調を変えて発音することがあります。(変調といいます)
下記のように、よく中国語のテキストに載っているのが「一 (yī) 」や「不 (bù) 」なんかの変調ですが、今日取り上げるのは第三声の変調です。(特に半三声と呼ばれるものです)
出典:紹文周の中国語発音完全マスター (アスク出版)、Page V
第三声の変調の例を挙げると下の赤字の部分の発音です。
〈例〉 他很高兴 (tā hěn gāoxìng)
先日はここの部分の発音にハマってしまいました。
ゆっくり言えば簡単だと思うのですが、自然な速度だとどうも違うようで、中国人の同僚に指摘され...
お手本を聞かせてくれるのですが、私は何度やってもうまく言えず...
ショックだったのですがその場はいったん諦めて、何か理由があるはずだと帰宅後にひたすらネット検索で教材探し。(やはりスマホとVPNは中国で必須のアイテムですね)
で、“これだ” と思った教材 (動画) が下記。
この動画は非常にわかり易かったです。(この方の他の動画シリーズも勉強することにしました)
また、実際に壁に当たって課題を解決しようと試行錯誤するのと、テキストを一通り流し読みするのでは頭への入り方も全く違います。
私がつまずいていたのは半三声という声調で (下図の左下参照)、よくよく調べて見るとこれは大半の中国人にとっては声調ではないらしく、無意識に変えているものとのこと。
By Pinyin Tone Chart.svg:Wereon - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Pinyin_Tone_Chart-zh-hans.svg?uselang=ja#filelinks
だから大半の中国人は半三声に声調という概念をもっておらず、“なんで普通に言うだけなのにできないの?” ってな感じでした…(だから余計にショック…)
どうりで彼らも他人に上手く教えるのは難しいはず…
私は今まで変調は意識していなかったのですが、普通に発音できている単語もあったらしかったです。
しかし、分かってしまえば第三声前半の低音部分を気を付けるだけなので、それほど難しくはありません。(意識できている限りは)
というか、第三声は第三声として発音するケースが多く無いということに、今更ながら気付きました…
参考までに下にもう一つ動画を貼っておきます。
こちらの方も最近よく見ている中国人姉妹Youtuberの動画ですが、半三声については練習していれば自然にできるようになるというコメントです...
妹さんの方は日本語を先に覚え、後から中国語を習得しているので、第三声をしっかり練習することでも上記のような半三声に行きつくということでしょう...
練習自体は意識して継続していきたいと思います。
※2:32~が第三声の説明です。
採点
練習してからさっそく、WeChatのボイスメッセージで先の同僚にチェックしてもらいました。(下記はその際の画面コピーです)
「对了」ということで、無事にOKを貰えました。
まだまだ中国語マスターへの道のりは長いです... (ブログ100記事も長い長い...)
以上、ご覧いただき、ありがとうございました。
参考までに、こちらのサイトも勉強になりました!
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