エンジニアの中国ブログ

中国の広東省在住、現地企業勤務のエンジニアです。中国生活で体験したことや趣味の話を中心に発信していきます!

安藤製靴|革靴のサイズ感

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 左:ホットスタッフ (26.0cm)、 右:シーホース (25.5cm)

 

※この記事は安藤製靴の靴のサイズ感がテーマです。

昨年、安藤製靴ホットスタッフが廃盤になると知り、日本に帰国した際に急いで購入しました。

昔、安藤製靴にはホットスタッフとほとんど同じ木型を使って作られていたシーホースという靴も存在していましたが、実はこのシーホースも10年ほど前に購入していました。(下がその所有しているシーホースの写真です)

 

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シーホース

 

私にとってこのシーホースという靴はとても履きやすく、その気になれば走ることも可能なくらいフィットしている靴ですが、製品としては既に廃盤。 (安藤製靴の店主に聞いた話では、これを作るのを得意としていた職人が辞められたのが理由とのこと)

そこで、このシーホースがもう少し傷んできたら (本当に頑丈で傷も付きにくいですが...)、ほとんど同じ木型を使っているホットスタッフをいつか購入しようと密かに目論んでいたところに、またもやそのホットスタッフも廃盤案内。

今回、購入に踏み切った次第で、これを機会に今回は安藤製靴の革靴のサイズ感について書いてみたいと思います。

 

実店舗で購入するか、ネットで購入するか

安藤製靴で靴を買うにあたり、実店舗で購入するか、ネット通販で購入するかを選択することになります。

ホットスタッフを購入するにあたり、シーホースでの経験からそのサイズ感は分かったつもりでいました。

しかし、シーホースの購入当時はキツ目を購入し、革が伸びて馴染んでくれるのに2〜3年を要した苦い経験が蘇ってきて、結局、錦糸町の実店舗に行くことに。

昔はキツ目の革靴を購入して、自分の足にフィットさせることになぜだか、憧れていたんですよね…

しかし、コイツの革はとても手強く、前に紹介した伸び易いクロムエクセルとは大違い。

なんとか勝ちましたが、長期戦でした。(キツイとあまり履かなくなる → 馴染むのに時間がかかるという悪循環...)

そして、年を取り、再戦することには迷いが…

 

実店舗で試し履き

久しぶりに訪問した錦糸町の安藤製靴で、そのホットスタッフを試し履き。

比較のため、シーホース25.5cmを履いて行きました。

そこでホットスタッフ25.5cmを履いてみたところ、キツイ...同じ木型にはとても思えない…

革は昔と同じくオイルドアッププルレザー。

履けないことはないけど…これが現在履いているシーホースと同じ感触になるとはとても思えず戦意喪失。(シーホースもかなり伸びていたんだと実感)

少し迷いましたが、結局、26.0cmのホットスタッフを購入しました。(下の写真は購入してから約3ヶ月後)

 

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 ホットスタッフ (The 実用靴です)

 

サイズ感

というわけで、今履いている25.5cmのシーホースよりも一回り大きい、26.0cmのホットスタッフを購入しましたが、今のところ何の問題もなく、馴染んでいます。

シーホースを長時間履くときは、まだ小指の辺りがたまに痛くなるので、薄手の靴下を履くようにしていましたが、このホットスタッフを履くときは靴下は何でも大丈夫です。

 

そればかりか、脱ぎ履きに差し支えないくらいに紐を緩めて履いても、踵が浮くようなこともほとんどありません。(履きはじめ、紐をきっちり縛ると足の甲が擦れて痛かったので、しばらく紐を緩めて履いていましたが、緩めたままでも普通に歩く分には別に何の問題無いことに気付きました)

思いがけず脱ぎ履きがとても楽ちんになったので、メインに履くようになってしまいました...

 

前に紹介したOR1OR2では、このような履き方は私の足ではできません。

自分の足の形や歩き方と、ホットスタッフの靴の型や靴底の強度がけっこう合っていたのでしょうね。(コバにウェルトの無いホットスタッフの靴底は安藤製靴にしては柔らかめです)

シーホースのときに頑張って靴と格闘していたのが、馬鹿みたいです...

 

もうキツめの革靴を伸ばして自分の足に馴染ませるというようなことは、二度としないと思います。(無理はよくない)

ただし、2~3年後、革が伸びてユルユルなんて可能性も、もしかしたらあるかもしません。

でも、そもそもキツめを履いていなければ、それほど革も伸びないのではないかという風に楽天的に今は考えています。(そのときは靴下を少し厚めにしたり、紐をきちんと結べばいいかと...きっとユルユルになるのはクロムエクセルだけだと...)

 

補足

安藤製靴の靴を既に履いている人は、他の靴のサイズ感が知りたいこともあると思います。(すべて木型が異なるので)

また、私の足の実寸は25.1 (左) /25.4㎝ (右)です。(足長の計測方法|安藤製靴)

参考までに、私が持っている安藤製靴の靴のサイズを挙げておきます。(他に参考になりそうな革靴としてはリーガル系のビジネスシューズがありますが、25.5㎝がちょうど良かったです。2足ありましたが一足は型番不明で、もう一足はコベントリー | リーガルです)

 

 

OR1 (クロムエクセル) は最初に26.0cmを買いましたが、ユルユルになってしまいオークションへ

ただし、今履いているOR1&OR2 (クロムエクセル) は何年も履いているので、フィット感が欲しいときは厚めの靴下を履いたりして調整しています。

ZIIは最初に25.5cmを買いましたが、実際に履いてみると寸詰まり感が消えず、オークションへ。

個人的には失敗したと思ったら、頑張らずにさっさとヤフオク メルカリで売ってしまうのが正解なのではないかと思っています。

 

以上、最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

下記は本ブログの安藤製靴に関する記事です。よろしければどうぞ!。